法規走行の気をつける事 ポイント

TOPページにも書いたのだが試験内容は課題走行と法規走行で行われる。試験内容は100点満点で始まり失敗ごとに減点されていく。1本橋の脱輪やスラロームでパイロンに当たることや秒数が行き過ぎで一発アウト、それらをクリアしていても試験に落ちることもある、それはなぜか??
そう、法規走行での減点が多いからである、せっかく課題走行がうまくいっていても確認ミスで不合格では勿体無さ過ぎる!課題と違って簡単なので基本をしっかりしていきましょう。ここでは法規走行でやること、やらないほうが良い事について説明をする。
なお、カッコ内に不履行の場合の減点数を示しておく。「特」というのは「特別減点項目」で、1回目ならば減点されないが、2回目以降は1回目にさかのぼって減点される。

バイクに乗る前のポイント

バイクに乗るとき無駄の無い的確な安全確認の動作が検査官に良い印象与える。特にサイドスタンド、バイクに乗ってからサイドスタンドを締まっていませんか??それやると『減点5点』そんなことで5点も減点されたら割に合わないので注意しよう。バイクに乗る前の動作は
  • バイクの左側に立ち後方のチェックと周りのチェック『減点10』を指で確認しよう。指はアピールなので恥ずかしがらずやろう。
  • バイクのハンドルを両手で持ちバイクを起こそう
  • ここでサイドスタンドをしまう
  • 忘れがちなのはスタンドを締まったからといってすぐに乗れるわけではない。バイクに跨ぐ前に後方確認『減点10』をして足を上げよう
  • ここで右足は地面に足をつけてはいけない『特5』そしてブレーキペダルを踏む
  • そしてバックミラーを合わせましょう『減点5』ここで遇わせ終わったら指で調整OKとアピールしましょう。
  • バイクの鍵を回してニュートラルランプの確認をしよう『減点5』
  • クラッチを握りエンジンを掛ける

発信のポイント

バイクの跨って発信すときの注意点
  • 後方確認『減点10』をして、フロントブレーキのレバーを握る、そして右足を出して左足でギヤを1速に入れる
右足を出すときに後方確認しなければ後ろからきたバイク屋車に足を踏まれてしまうので後方確認をするのである。
  • そして後方確認して『減点10』左足を出し右足を乗せる、そしてブレーキを踏む
  • また周囲の安全確認をして発信のウインカーを出す『減点5
  • 後方の確認をして『減点10』クラッチをつないで発進する
頭を振って後方確認や周囲の安全確認をして頭をまっすぐにしてから発進しないと『減点10』を取られてしまう。
  • バイクが発進したらすぐに足を乗っける『減点5
  • 走行ラインに乗ったらウインカーを消す『減点5』消すのが速くても遅すぎても『減点5


バイクに乗っているときの姿勢と注意

中型免許を持っている人はもう公道で走っているでしょう、教習所で習ったことを忘れて自分のクセがついていませんか??こおでは走っているときの姿勢と気をつけることを載せていきたいと思います。ここでは減点10のと声尾が多いので軽視できません。
  • 座り方
バイクに乗るときステップに足を載せそのまま下に座るのがベストなポジション、背中が反っていたりお知りがずれていると原点が取られる可能性が高い『減点10
  • 腕やひじ
突っ張っていると注意したほうが良い『減点10』レバー操作は解ると思うが4本の指で操作しよう2本だと『減点10
つま先は進路方向に向けましょう、開いていると減点10、つま先でもバイクを挟み込めばニーグリップも安定する。そしてギヤチェンジの時だけクラッチペダルの下に足を入れるようにしよう、クラッチペダルの下に足があると『減点10』ニーグリップでひざが開いていると減点10、車線変更でも左折時でも駄目。

バイクの走るべき位置
  • 直線のときの注意点
バイクの場合はキープレフトが基本、左のラインから1メートル辺りがベスト。左折の時、左にバイクを寄せるのだが常に左に寄せているとメリハリのアピールが出来ないので注意。
  • 左寄せの注意
道路交通法では左折をする時出来る限り前から道路の左端に寄り徐行しなければならないとなっている。出来れば50cmくらいがベスト。『減点5』
  • 右寄せの注意
左折と同じで右折する時もバイクを出来るだけ右に寄せる、バイクの1部がセンターラインにはみ出ると反対車線の車やトラックに当たってしまう可能性がでてくるので、ハンドルの末端がセンターラインに被るか被らないかくらいが目安。離れていると『減点5』

直線の走る時の注意
警察官が見ていてさらにチェックされているのでスピードを控えめな走りをしてしまいがちだが、それでは駄目。なぜか??メリハリの有る加速をしていないからだ。いわゆる加速不良『特10』どれくらいの加速をすればいいのか??信号待ちで車を置いていく程度の加速でOK。バイクは750なのでアクセルの開けすぎには気をつけよう。短い直線でもメリハリ良く加速しよう、ここでクラッチペダルの下に足は行っていないか注意しよう『減点5』ここは私も悩んでしまったのだが外周は何キロまで出せば良いのだろうか?調べた結果、速度制限標識が無いところでは60キロでした。試験では55キロ辺りを使って走ろう、ここで気をつけたほうがいいのは速度超過、5キロ以内は『減点10』それ以上が『減点20

ブレーキの時の注意
教習所で習ったブレーキの仕方を忘れていませんか??自足30キロ以上からのブレーキは必ずポンピングブレーキをしなければならない『特5』皇族の車に止まりますよ、スピードを落としますよとアピールする感じです。コーナーの手前は検査官が良くチェックしているので気をつけよう。
ここでの注意点はコーナーに入ってブレーキをしていると『減点20』ブレーキの終了は直線で終わらせよう、大事なのはリズム♪

進路変更の注意点
交差点や車線変更するとき右左折する時は30メートル手前までに完了していなければならない。その進路変更する3秒前にウインカーを出さなければいけない。
  • ウインカー
ウインカーを出して進路変更を開始するまで3秒は必ず守ろう、減点の対象になってしまう『減点5』解りやすく説明すると「3秒」を確実に作るには、動作ごとに1秒づつ確保すると良い。まず合図を出し(0秒)、ミラーで後方を確認し(1秒)、頭を振って後方を確認し(2秒)、前を向き直って(3秒)、進路変更
  • 進路変更は前を向いてから
進路変更を開始するのは後方確認してから、ここでは大げさに首を振ってアピールしよう。意外と首を前に向いてから進路変更は出来ていない、減点の対象『減点10』なので後ろを抜く→前を向く→進路変更の開始
  • 進路変更はメリハリ良く
緊張のあまりダラダラと進路変更すると30メートル手前までに進路変更が出来ない『減点5』特に右折の時スラロームのようにシャキッとサッとやろう、自分は落ちるわけにはいかないぜっ!と、検査官にアピールしましょう。
  • 片側2車線
片側2車線で車線変更するときは一気にとなりの車線に進入しても問題は無い。

交差点の注意
法規走行の中でも交差点の安全確認のミス、同じ幅の交差点のミス、見通しの悪い交差点でのミスが減点されやすい、知らない人にとっては引っ掛け問題とも言えるのでここでチェックしていこう。コース図を手に入れたらここでもチェックだ。
  • 同じ幅の交差点での通過に注意
同じ幅の交差点を通過する時、交差点の手前で左右の安全確認のチェックが必要『減点10』徐行まではしなくてもいいが優先者に気づいたら止まれる側で通過しよう。優先車とは左方優先、左方優先妨害で減点が待っている『減点10』優先車に急ブレーキや停止させてしまうと試験中止になるので気をつけよう。
  • 見通しの悪い交差点
一発試験で減点超過で不合格になる確率が高いのが見通しの悪い交差点である。見通しの悪い交差点は徐行して左右の安全確認しなければならない、それが出来ないと『減点20』そして安全負確認『10点』。試験終了なので気をつけよう。ポイントとしては徐行して身を乗り出して安全確認でアピール、1速と半クラッチで徐行をキープ、ジョ工事にふらついていると『減点10』
自信の無い人は一時停止をしてしまおう、手前から足を出し私は止まりますとアピールして堂々と止まりましょう。
  • 信号の有る交差点の注意点
青信号ならば問題ないが黄色で進入すると一発アウト、微妙な時はとまってしまいましょう。黄色信号で止まりきれず停止戦を過ぎて止まると『減点20』で済むので止まろう。そうならないように前から歩行者用の信号をチェックしていよう、信号待ちの最中にリアブレーキを離してしまうと『特5』信号待ちからの発信の際左右の確認、右後方の確認を忘れないように『減点10』

右折の注意点のまとめ
  • 安全確認は確実に
一時停止の標識が無ければ止まる必要は無いが、左右の確認は大げさに首を振り確実に行おう『減点10』一時停止の場合広報の確認も忘れてはいけない『減点10』
  • 速度は徐行
道路交通法で決められているが交差点の右左折は上でなければいけない、試験も同じなので注意、『減点20』
  • なるべく鋭角で曲る
右折は鋭角じゃないと駄目、まっすぐ入って鋭角に曲る『減点5』センターマークが有る場合踏んではいけないのでギリギリを走ろう『減点5』

左折の注意とまとめ
  • 安全確認は必ず
一時停止の標識が無ければ止まる必要は無いが、左右の確認は大げさに首を振り確実に行おう『減点10』一時停止の場合広報の確認も忘れてはいけない『減点10』左折の時発信したときふらつくと『減点10』の原因になるので停止線の1メートル手前で止まっておこう
  • 速度は徐行
道路交通法で決められているが交差点の右左折は上でなければいけない、試験も同じなので注意、『減点20』
  • 左折はイン攻めで
左折の時にインにべったり攻めないと左右大回りで『減点5』低速でイン攻めなので怖いかもしれないが半クラとリーンアウトで行くとバッチリ。
  • 右にすこし行って
お年寄りの運転に有りがちな左折の時に右にすこし出てくるが『減点5』
  • 左折のふくらみ
左折後にふくらんでしまい走行ラインの修正すると『減点5』

障害物の通過の注意
試験のコースには必ず障害物の変わりのパイ論が置いてある、それをうまくクリアすることが試験内容の一つ、事前にチェックすればすぐ解るはずだ。障害物のクリアも車線変更が必要になってくる、これも30メートル手前から進路変更『減点5』障害物の横を通過するとき50cm以上の間を空けなければならない『減点20』50cmは最低ラインなので1メートルくらい空けておこう。片側1車線でセンターラインをはみ出さなければいけない状況になったら対向車がいたら一時停止で待機する『試験中止』
障害物を避けるために右へ進路変更したら3秒前に間に合うようにすぐに左のウインカーを出す『減点5』障害物を通り過ぎたらすぐに左の後方確認して『減点10』ササッとキープレフトへ向かう。そしてウインカーを消す『減点5』

後車のポイント
最初は感想すら難しいが完走できれば合格と思って良いと思う。ここで油断すると痛い目にあう、バイクを降りる時も減点が待っている。
  • 止まる時は右足は降ろさない
 停車時に着いて良いのは左足だけ。チェンジペダルの操作以外に、右足を着くと減点(特5点)。
後方の安全を確認し『減点10』、前ブレーキをしっかり握ったまま、足を踏み換えてギヤをニュートラルに入れる。
後方の安全を確認し『減点10』、前ブレーキをしっかり握ったまま、足を踏み換えて左足を着く。右足はブレーキペダルを踏む。
イグニッションキーをオフにしてエンジンを止める『減点5』。
後方の安全を確認して『減点10』降車する。前ブレーキは握っておく。
サイドスタンドを出す。
マシンをサイドスタンドに立てかけ、ハンドルを左へいっぱいに切る。
周囲の安全を確認して減点10、マシンから離れる


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