一発試験を知る

試験は走行採点で決まる

中型自動二輪も普通自動車も持ち点が100点からのスタートで減点式で試験は進められます、では何点以下になったら駄目なのか、それは70点、70点以下になると不合格になります。100点で合格しようという考えは辞めた方がいいと思います、まず絶対無理でしょう。機械相手なら何回も行って攻略法をやれば可能ですが相手は元白バイ隊員や道路交通法のプロ、すなわち人間なんです。しかも何人もいて、試験の度に違う試験官で考え方や性格は違うので難しいのです。
しかし、減点されても良いんです、そりゃ70点以下になってはいけませんが多少のミスはしょうがないのです。減点は4種類有ります、5点、10点、20点、検定中止
簡単に言うと・・・うっかり、ついついで5点減点、安全に関わる、事故に繋がる危険性が軽度なミスで10点、事故につながる可能性が高い危険ミスが20点、事故に繋がる危険度が非常に高く、転倒や脱輪など公道の上だと事故と判断されてしまうので検定中止となってしまうんです。解りにくいかな・・・のちのち載せていきます。

どうやってチェックされるのか

普通自動車なら助手席に試験官を乗せて走行のチェックが出来ますが、オートバイだとそうは行きません、いきなり初めての750ccで試験官を後ろに乗せて二人乗りでの走行チェックだったら厳しいですよね??採点は展望台やコースの横にある建物の2階からチェックされます、そこから双眼鏡やパイロンが当たっていないかカメラも有り、急制動でちゃんとスピードが出ているかのチェックで計測装置がついていてそれを試験官は見ています。展望台や建物の2階からでは試験官の指示が聞こえずらいのでヘルメットの中にイヤホン的な物や展望台や建物にはマイクが付いていてコース上にあるスピーカーから指示されます。

コース内はどうなっているのか??

2輪の技能試験は
  • 法規走行
公道そっくりに作られたコースを利用して、交差点や踏み切りなどで適切な法規に従った走行が出来るかチェックされる事を言うのが法規走行、クランクやS字でパイロンに当たると一発アウト。
  • 課題走行
課題走行とは、そう!不安で盛りだくさんの『1本橋』、ゴツゴツしたところを走行する『波状路』、1本橋の次に嫌なセクション、そして時間との勝負『スラローム』、その次に嫌な初めて乗る750ccでいきなり急ブレーキで焦る『急制動』この4課題を組み合わされている、のちのち説明するが基本的な情報は1本橋、15メートルを10秒以上で走行し脱輪、転倒は一発アウトでゴツゴツした波状路は不安定になると点数を取られる、スラロームはあの距離をパイロンに当たらず7秒以内でクリアしパイロンに当たったら一発アウト。急制動は私のところは毎時40キロで走行し決められたところでブレーキを開始し決められたライン内で止まらなくてはいけない。タイヤのロックや転倒で一発アウトの可能性。

作戦を練る
ここまでの説明で大体は解ってもらえただろうか、合格のため作戦、攻略を練っていきましょう。早い話が減点を少なくすれば言い訳なのです、減点は課題走行で多いと思うでしょう??・・・実は
  • 減点が多いのは法規走行に多い!
多数の不合格者は法規走行で積み上げられた減点で不合格になっているんです。1本橋や波状路、クランクやS字を気をつければ良いと思ったら大間違い、巻き込み確認や左右確認を忘れたやアピール度が低く点数を取られて5点+5点+10点と簡単に30点に行ってしまうのです、すなわち
  • 攻略としては法規走行をマスターすれば良いのです!
1本橋やスラロームは脱輪せず無理をしないで走行すればいいです、脱輪したら一発アウトですからね、1本橋で10秒か以上なんですが9秒でクリアしたら5点の減点、1秒=5点なんです。脱輪するよりたった5点でクリアしたほうが良いでしょう。


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